前回からの引き続き、納期シリーズの「整備点検」のお話です。
プロボックスに関しては4もしくは1ナンバーの1年車検と短いので、弊社では基本的に車検を新たに取得して納車する方針を取っております。
そこで車検を取得する前にしっかりした整備を行いますが、そこはHPに詳しい内容がありますのでそちらをご覧ください。
整備にかかる入庫から完成までの期間としては、概ね2週間前後を目安としています。
この工程も、複数ある順番待ちの車両がある中で進めていきますので「待機時間」も含めた期間となることをご理解ください。
そして整備に関わることの根本的な事柄として、誰もがご存知の「車検」となるのですが、詳しく言うと「新規車検」「予備車検」の2パターンが存在します。
弊社のユーザー様は8割以上が県外ですので後者の「予備車検」と聞き慣れない取得方法を実施します。
違いとしては新規車検は、「ナンバーの付いていない車」を公道で走らせるために行う車検のことで、同時に名義の登録をして、ナンバー、車検証が交付されます。
予備車検とは、新規車検と同じ扱いになりますが、「ナンバーを付ける前までの検査を終了させておく」という検査になり、名義の登録をしないのでナンバー、車検証は交付されません。ただし、車検証の代わりに「自動車予備検査証」という書面が交付されます。(もちろんこのままでは公道は走行できませんので先日のブログの「仮ナンバー」にリンクしてくるわけですね。)
なぜこうなるのかと言いますと、自動車登録の大きくは都道府県ごとの管轄となります。
弊社は宮城県ですので宮城県内に住所がある方の車両しか登録できないというのが原則となります。
よって、県外のお客様の車両は「予備車検」まで済ませておいて、そのお客様の管轄陸運局で登録(ナンバー、車検証交付)だけで済むよう手配しております。
なお陸運局でお客様個人が登録される際、お手軽に行政書士に任せるという方法もありますので納車が近くなりましたら担当に確認していただくとベストかと思います。
っという事で、整備からのちょっとした余談でしたが納車の際の心構えになれば幸いです♪