全国のプロボックスファンの皆様、こんばんは♪
本日は、リフトアップに関して。
2インチでは物足りない・・・。
っということで「プロボックスの4インチリフトアップってどうなの~!?」と思っている方々の為に気になる情報を。
今回はNo.3!それではど~ぞ♪
Q・リフトアップされたプロボックスを希望しています。巷では2インチアップが主流のようですが、タイヤだけが大きく見え今一つリフトアップ感が感じられません。
カージャパン様のSNSに掲載されていた4インチアップのハイリフトは、画像でも迫力が伝わりリフトアップ量に対してタイヤとのバランスもベストだと感じています。
そこで質問なのですが、4インチくらい上げることによってのメリット、デメリットを教えてください。
A・4インチハイリフトに関してのメリット、デメリットを効果ごとにご説明いたします。
<見た目の変化>
4インチリフトアップを行うと、車高が約10センチ高くなり車体全体が大きく見えるようになります。これにより、迫力あるオフロードスタイルの車に仕上がります。 また、タイヤも大径化することにより、よりワイルドな印象を与えることができ、もともと低車格のプロボックスには非常に効果の高いカスタマイズになります。
<オフロード走破性の向上>
車高を上げ、タイヤサイズをアップさせると、最低地上高はじめ全体の車高が増加するため、岩の段差、轍など障害物を乗り越えやすくなります。また、アプローチアングルも向上するため、段差へも安心して進入することができます。車体の腹を擦ってしまう様な、今まで躊躇していた岩がごつごつした河原への進入や、轍が深く草等が生い茂る林道などの走行が可能になります。
<乗り心地の向上>
車高を上げると、サスペンションのストロークが長くなるため、特に悪路の凹凸の激しい箇所での強い衝撃を吸収しやすくなり、乗り心地が向上します。
<視界向上>
車高が高くなることで、運転席からの視界が向上します。これにより、交差点やカーブなどの危険な箇所でも、早めに確認しやすくなります。
<積載量の向上>
車高が高くなることで、重量物を積んでも車高が下がりにくくなります。これにより、積載量を増やすことができます。
続いて4インチリフトアップにはデメリットもいくつかあります。
<乗り心地の悪化>
車高が高くなると、車両の重心が上がります。これによりコーナーリング中の遠心力が増し、ロール感を(横に振られる)感じてしまいます。弊社はその対策としてサスペンションのバネレートとショックアブソーバーの減衰を見極め、できる限りノーマル同等の乗り心地になるようセッティングしています。
<燃費の悪化>
車高を上げると、必然的に大径のオフロードタイヤを装着しますので、走行時の路面抵抗が大きくなるため、燃費が悪化します。
<ロードノイズ>
オフロードタイヤの特権でもあるワイルドなブロックパターンですが、走行時の路面抵抗は確実に増加しますので、走行中のロードノイズや振動も増加傾向となります。
<車両価格の上昇>
リフトアップキットやタイヤなどのパーツ代が追加で必要になるため、車両価格が上昇します。参考に2インチアップとハイリフトと呼ばれる3~5インチアップするための費用をお伝えいたします。(駆動方式により変動あり)
2インチリフトアップ
サスペンション、延長ブラケット、その他パーツ 工賃 合計 約130,000円
3~5インチハイリフト
サスペンション、ロングショック、ラテラルロッド、その他パーツ、工賃 合計 約350,000円
<乗り降り時の変化>
もともと車高が高いSUV車ほどではありませんが、車高を上げることでプロボックスであっても乗り降り時に違和感が生じる場合があります。特に高齢者や小さなお子様が乗車することが想定される場合は検討が必要です。
以上、4インチリフトアップを検討しているお客様は、メリットとデメリットをよく把握され、ご自分のライフスタイルに合っているかどうかを見極めていただくことをお勧めいたします。