この3月の販売車両より、ラゲッジルームの左右トリム、フロアエンドパネルのペイントリペアのサービスを開始いたしました。
インテリアリニュー、エンジンデグレザー、フレームアンダーシールドに続く、
お客様満足度を上げる丁寧な「ひと手間」、工程を一足お先に公開しますのでご覧になってください。
ラゲッジトリム ペイントリペア
ビジネスシーンでの活躍をしていたプロボックスは、ラゲッジルームの活用が非常に多い車両となります。そのため両サイドのトリム(樹脂パネル)には、大小関わらず擦り傷が目立つ個体が多いのも事実です。
そこで弊社は、仕事車であったことの履歴を出来るだけ目立たなくさせるため、塗装による傷消しのリペアを施工しております。
<Step01> 研磨
塗装の密着を良くすることと、微細な傷を消すためにラゲッジトリム全体に研磨を行っていきます。ここでのポイントは純正パネル特有のシボ加工(樹脂の凹凸)を削り取らない様、全体を均していくイメージで研磨を行っていきます。
※インテリアリニューで取り外され、高圧洗浄された状態のトリムに施工していきます。
<Step2> 脱脂
研磨が終わったトリムの脱脂を行っていきます。脱脂することで樹脂表面の油分を確実に除去でき、塗装の弾きや垂れが発生しにくくなり均一な塗装面に仕上げることが可能です。
<Step03> プライマー施工(下地塗装)
素材と仕上げ塗料の密着性を高めるためにプライマーを塗装していきます。素材に直接塗料を塗っても付着性が弱くすぐに剥がれてしまいますが、プライマーを塗装することで、素材と塗料との付着性が格段に高まり、剥がれにくくなります。
<Step4> トリムの塗装
プライマーが完全乾燥したのち全体的に満遍なく吹き付けていきます。塗膜が厚く、弾性を持ち優れた密着性があるブラック調の塗料を使用しております。
<Step5> 塗装完成
小傷による樹脂の白ボケもなくなり、パネル全体がとても引き締まった印象です。
外装のオールペイントやカスタム同様に、内装樹脂の傷がなくなることでプロボックスへの愛着も、より一層増していただけるよう施工いたします。