プロボックスLU55クラシックパッケージブラック
宮城県 S様
プロボックスバン DXコンフォートパッケージ 4WD

宮城県 S様 40代
TOYOTA プロボックス バン

年式:平成25年式 / グレード:DXコンフォートパッケージ 4WD / 走行距離:77,400km

プロボックスカスタムリスト

<プロボックス車両本体&パッケージカスタム>

  1. ブラックマイカメタリックオールペイント
  2. 各所マットブラックカスタムペイント
  3. オリジナルTOYOTAクラシックグリル
  4. 14インチ マキシスバックショット マッドテレーン(裏組)
  5. 14インチ ブラックスチールホイール
  6. 2インチリフトアップキット
  7.  ワイドトレッドスペーサー
  8.  YAKIMAルーフキャリア(フェアリングブラック塗装)
  9. INNOベースキャリア
  10. クリスタルサイドマーカー
  11. レザー調シートカバー
  12. フロアマット
  13. ラゲッジマット

<追加カスタム>

  1. リア5面フィルム

プロボックスオーナーズレビュー

あ~どうしよう。

出張先へ向かうトラックの助手席で僕は悩んでいた。

ジムニーのエアコンが壊れ、部品を取るために所有しているジムニーのエアコンも壊れている…

かといってこの車種以外に乗ってみたい車もないし…

僕のジムニーは平成6年式のJA11。

19万キロ以上走っている。

台風19号の豪雨で道路が川になったときも、避難先へ走ってくれた。

やはりこういうときはアナログの車は強いなと思った。

安全なことは大切だけど、いまの車は必要以上の便利さがありすぎないかな? 

近年の猛暑。小型の扇風機を取り付けても、とても子供を隣に乗せることはできないな…

あ~どうしよう。

今年からは農業の勉強も始めた。

赤信号で停車してトラックの前にプロボックスがいた。

仕事柄プロボックス はよく見る車だ。

というか見ない日はないね。

次に乗るならこういうのでいいなとぼんやり考えた。

余計なものを削ぎ落としてあるし、荷物も積める、便利さじゃなくて機能的なところがいいなと。

Pinterestのアプリでプロボックス を検索してみたところ、いい感じのを見つけた。

その車はザ・社用車って感じでは全くなかった。

リフトアップされ、塗装を施され、ルーフキャリアが乗った、アウトドア仕様にカスタムされた車だった。

僕はキャンプもするし、ヤマメやイワナをルアーで狙ったり、今年からは農業の勉強も始めた。荷物を詰めること、機能的なことは魅力だった。

かといって大型のクロスカントリー車は税金や燃費を考えると手を出すことに躊躇してしまう。

スゲーなって何度言っただろう。

こういうプロボックス だったら乗ってみたいなぁとホームページを見てみたら利府にあるお店だった。

まさか県内だとは思わなかった。

お問い合わせフォームから連絡してみたところ、若林区にあるカージャパンギネスの浅野さんから連絡を頂いた。

浅野さんから一度見て下さいと言うことで伺うことにした。

見たらね、もうダメでした(笑)

これプロボックス ですか?

が第一印象。

スゲーなって何度言っただろう。

リフトアップされたことにより前後から見るとより大きく見えるのに側面から見るとずんぐりした印象だった。

リフトアップとマッドタイヤでこうも印象が違うものかと思った。

ジムニーでもリフトアップとマッドタイヤの組み合わせは定番だが、プロボックス でここまで印象が変わるのかと驚いた。

とにかくシンプルにしたい

あとはね、とんとん拍子。

事前に調べていたこともあって一年車検のことも、ベースの車は中古車だってことも納得できた。

特にベースとなるプロボックス をきちんと選んでくれたことには感謝したい。

それから塗装のことや、ルーフキャリアのこと、タイヤのことなどを話し合いながら決めていった。

僕は面倒臭いお客だったと思う。

なんでかって「とにかくシンプルにしたい」とよく言っていた。

もともとシンプルなものはいいのだが、シンプルにしようとすると手間がかかるからだ。

具体的には、キャリアにメーカーの名前が入っているのは嫌だ(これは塗装で消してもらった)。

ホワイトレターの文字が入っているとタイヤが目立つからイヤ(これは裏組って言うのかな、内側と外側を逆になるようにしてもらった)。

ボディの塗装もブラックで、なおかつ細かい傷が目立たないもの。

紫がかった黒じゃないものがいい。

ホントに面倒だったと思う(笑)

大まかなデザインが決まったら今度は細かいところの打ち合わせがあります。

ボディの塗装の塗り分け、ここはマットでとか、そこは塗らなくていいですとか、サイドの指示灯はクリアがいいですとかです。

あとは完成するのを待ちます。

完璧な”クロボックス”だった。

僕は仕事でお店の前を通っても自分の車がいまどういう状態なのかは見に行きませんでした。

出来上がるのを楽しみにしたかったのです。

納車の日は薄曇り。

受け取りのために弟に乗せていってもらった。

弟も完成した車を見て驚いていた。

想像以上だった。

完璧な”クロボックス”だった。

これを読んでいるということは興味があるからだと思います。

僕の感想が何かのお役に立つだろうかと思いながら書いています。

結局、車というのは手段だと思います。

手段というのは目的のための手段です。

何をするかの手段です。

アウトドアだったり、釣りだったり、農業だったり、自分のしたいことやってみたいことがいろいろあると思います。

プロボックス はボタンを押せばバックドアが自動で開いてはくれませんし、フロントシートが体型に馴染んだりしません。

リアシートの空間だってもっと広くくつろげる車はいくらでもあります。

だからこそ便利すぎない機能と性能を楽しんで欲しいと思います。

カージャパンギネスの浅野さん、スタッフのみなさん、本当にステキな車をどうもありがとう。

素晴らしい外観だけでなく下回りの防錆コーティングや、中古車のエンジンルームをあんなにキレイにしてくれて感動しました。
感謝いたします。

追記

納車後1ヶ月が経ちます。
出かけると話しかけられることが多くなりました。「これプロボックス ですか?」
とか
「バックショットのホワイトレターがイヤで違うタイヤにしたんですけど、これ消したんですか?」
とか(笑)